最近SAPに関わる案件を手伝わせて頂けることになり、先日ミーティングに参加させて頂きました。
SAPという単語の意味をざっくりと「企業向けのデータを管理するもの」ぐらいでしか理解しておらず、そんな状態で参加してしまい、全然会話の中身が入ってこないという失敗やらかしてしまったので改めて勉強しなおすことに決めました。
ちょっとSAP舐めてました。申し訳ありませんでした。
ということで、失敗は誰にでもあります!落ち込んでいてもしょうがないので前向きに勉強していきましょう!
SAPの読み方
「サップ」とか、「エスエーピー」と読むようです。
先日のミーティングでは、海外勢の方は「エスエーピー」読みが多かった気がします。
両方の読み方で対応できるようにしましょう。
SAPとは
SAP(Systemanalyse And Programmentwicklung)のドイツ語略で、意味は「システム分析とプログラム開発」という意味になります。
SAPとは、様々な業界にシェアがある「企業向けのERPパッケージ」のことです。
ちなみにERP(Enterprise Resource Planning」とは、企業の経営資源「ヒト・モノ・カネ・情報」を統合管理し、有効活用するパッケージのことを言います。つまり、企業が保持している色んな業務のデータを一括で管理・運用して利益とか効率を上げようぜ!というパッケージになります。
しかもこのSAP!色んな業種に対応したモジュール(組み立てユニット的なもの)を使えるので、企業ごとに必要な機能を組み合わせることができます。
SAPのモジュール種類
とりあえずは、このモジュールを覚えておけば今回の案件はダイジョブでかな、、、
MM(Material Management):購買管理
PS(Project System):プロジェクト管理
SD(Sales and Distribution):販売管理
PP(Production Planning):生産管理
HR(Human Resourses):人事管理
FI(Financial Accounting):財務会計
CO(Controling):管理会計
SAPの概要
部門とか関係なく、企業全体として経営効率を計る「全体最適化」の情報システムが作れます。
まずは従来のシステムと比較してみましょう
従来のシステム
営業担当
販売システム
購買担当
購買システム
生産担当
生産システム
経理担当
会計システム
このように各システムが独立していたため、リアルタイムで情報を共有することが難しくなっていました。
SAP
SAP
統合データベース
- 販売システム
- 購買システム
- 生産システム
- 会計システム
SAPを使えばこのようにシステムを一元管理でき、すべての情報が統合データベースにあるのでリアルタイムで各部門のデータを共有することができます。
これだけ見るとSAP最強!って思いましたがデメリットもあるようです。
SAPのデメリット
- SAPライセンス費用が高額
なんと初期費用が1000万以上
これは、中小企業では手が出せません。。。 - システム開発の自由度が少ない
SAPの概要図
こちら引用させて頂いた画像になりますが、図で見ると以上のような構成になります。
ただ提供している企業によって構成はことなりますので、この構成はあくまでサンプルになります。
最後に
記事にまとめていて、だいぶ頭の中で情報が紐づいてきました。
こんな感じで、自分の勉強日記的な記事もこれから書いていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。